About the Judging

当会の審査理念

2017年度全米日本酒歓評会の審査風景。元独立行政法人酒類総合研究所の戸塚昭博士(写真左)と日本酒造組合中央会の濱田由紀雄理事(写真右)

『Fairness(公正), Transparency(透明性), Authenticity(確実性)

全米日本酒歓評会では上記の3つの理念を掲げ、審査を実施しています。また、美味しい日本酒を造るために日々技術の研鑽を積む蔵元に敬意を配し、出品された日本酒は可能な限り公正に評価できるよう努めています。

審査は2日間に渡って、11名の審査員により行われます。審査員は、通常日本人8名、外国人3名の構成となっており、毎年、独立行政法人酒類総合研究所をはじめ、日本酒造組合中央会や日本醸造協会など、各協力機関のご支援により、経験豊富な方々を審査員として迎えています。

審査方法

一審の審査フォーム(上)と二審の審査フォーム(下)

審査は一審と二審で構成されています。出品酒全体を評価する一審では、審査員は品質の高さに主眼を置くというよりもむしろ欠点を精査していき、上位約50%が二審に進みます。そして、二審で上位の得点を獲得した出品酒に「金賞」、それ以外の出品酒に「銀賞」が授与されます。

当会での審査は、独立行政法人酒類総合研究所が実施している「全国新酒鑑評会」での審査方法に準拠しています。以下のような長い間培われてきた日本伝統の審査方法を踏襲することで、より確実で信頼性の高い審査を目指しています。

完全なブラインド方式

審査室に並ぶのは出品番号が記され、出品酒が注がれた利き猪口のみです。出品酒のボトルは別室に保管され、審査員の目にボトルが部分的にも触れることはありません。

利き猪口からの直接審査

審査員は出品酒を利き猪口から直接口に含みます。審査員がそれぞれ自分のカップに注いで審査する方法に比べ、わずかでも出品酒が混ざる可能性がないため、より正確な審査が行えます。

審査員全員がすべての出品酒を審査

当歓評会では、審査員全員がすべての出品酒の官能評価を行います。各審査員の審査票に記された得点は、エクセルにデータ入力され、集計が行われます。そのため、偏った評価となることはありません。

また、当会では2017年度より全出品部門においてグルコース濃度順に並べての審査方法を導入しました。各出品酒のグルコース濃度の測定を審査前の2日間ですべて行い、出品部門ごとにその濃度順に並べて審査用テーブルに配列します。従来の酸度順に並べての官能審査では、甘さの強い出品酒の隣に甘さが控え目の出品酒が並んだ場合、後者の出品酒が印象的に弱くなり、評価が比較的低くなってしまう傾向がありました。そのため、その懸念を軽減したより公平性のある審査を目指し、今回の方法を導入する運びとなりました。

審査フィードバックについて

全米日本酒歓評会では、透明性のある審査の一環として、ご希望の蔵元様に対し、ご出品いただいた出品酒への各審査員の得点とコメントのフィードバックを無料でお送りしています。ご希望の場合は、お問い合わせフォームに出品商品名と出品部門を明記してお申し込みください。

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